Homepage > セクター別 > メディアのためのカウンタードローン・ソリューション
大手メディアはスポーツや有名人の出演するイベント、大規模なコンサートなどを独占放送するために何百万ドルもの対価を支払っていますが、 安価で入手も簡単な無人航空機 (UAV) の普及やカメラ・ビデオ技術の進化により、その気になれば誰でもドローンでイベントを撮影して、その映像をすぐにインターネットで配信することが可能になりました。
スポーツイベントで簡単にドローンを悪用できることは、2020年のシーズン終盤にMLBの試合がドローンによって妨害された複数の事例 (4試合が中断) で確かめられています。
レーダー タイプのソリューションは小型ドローンと他の飛行体の区別がつかないことが多く操作も複雑です。 視覚タイプのソリューションは誤検出、音響タイプはますます静かになるドローンへの対応という問題があります。
ジャミング ベース (妨害電波) のソリューションやそのハイブリッド ソリューションは、大量のエネルギーを放出してドローンの制御信号をブロックしますが、 他の無線通信にも影響を与える可能性があるため、メディア機関の選択肢にはなりえません。 また、ライブ中継だけでなく、会場の警備スタッフやイベントの運営にも支障をきたす恐れがあります。
多くのメディア機関ではニュースイベントやライブ中継でドローンを活用していますが、ジャミング ベースのソリューションでは「敵味方」を区別できなので、不正ドローンだけでなく正規ドローンにも影響が及ぶ可能性があります。
ドローンを撃墜する物理的なソリューションも混雑したスタジアムではリスクが高すぎます。 墜落するドローンや発射体、衝突で生じた金属片が観衆を傷つける可能性があるからです。
D-Fend Solutionsの中核製品であるEnforceAirには「不正 / 未許可のドローンを検出・識別して、自動的に制御を奪い、予め設定した安全エリアに着陸させる」という実績と将来性のある技術が使われています。 スタジアムやアリーナの周囲に警戒エリアを設定し、その周辺に保護エリアを設けることが可能になります。
従来のカウンタードローン技術とは異なり、EnforceAirは不正ドローンからメディア機関の権利を守ると同時に、正規ドローンによる撮影やライブ中継を可能にします。 試合やコンサートの中断や通信妨害、観客の不安を煽ることなく、イベントを最後までやり終えることができます。
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