MSC2 Brochure
セキュリティチームは、不正ドローンから広範囲を守るという困難な任務を担っています。これは、空港、国境警備隊、一部の重要インフラ施設、およびマラソンやスタジアムなどの屋外イベントを含む多くの分野にとっての課題です。 どの種類の対ドローン技術を選択するにせよ、これらの組織は通常、複数の無人航空機対策システム（C-UAS）を購入しなければなりません。 追加されたシステムにはしばしば追加のオペレーターが必要となり、コストの増加を招きます。
C-UASは統合面での問題を引き起こす可能性もあり、ユーザーエクスペリエンスに悪影響を及ぼすことがあります。組織は、対ドローン対策全体の状況を包括的に把握し、広範囲をカバーしながら直感的に運用できる体制を必要としています。
D-Fend Solutionsのマルチセンサー指揮統制システム（MSC2）は、中央管理ソリューションであり、複数のEnforceAirセンサーを単一のサーバーからリモートで制御し、組織が悪意あるドローンから広範囲を効果的に保護・監視し、運用要件に応じて迅速にスケールアップできるようにします。
MSC2は、複数のEnforceAirシステムを運用するための人員を増やすことなく、不審ドローンの検知および無力化における広範かつ途切れのないカバレッジを可能にします。
MSC2検知機能 – 全体状況を把握するビュー
MSC2を使用することで、すべてのドローン検知情報が統合された状況認識画面に集約され、組織は単一のセンサーによる「地点防御」から、複数のセンサーを活用した広範囲の防御へと移行することが可能になります。MSC2は、単一のEnforceAirシステムと同じ人数のオペレーターで運用可能なため、広大なエリアにおける不審ドローン対策に対して非常に効率的なソリューションを提供します。
サードパーティ製C2システムへのシームレスな統合により、MSC2は法執行機関や軍のシステムオペレーターが、エンフォースエアのドローン情報を自らの運用用C2プラットフォーム上で確認できるようにし、さらに第三者プラットフォームを通じた無力化操作の実行も可能にします。組織は、EnforceAirを業務プロセスにシームレスに統合すると同時に、EnforceAir MSC2を運用する戦術チームの範囲を超えて、運用状況の把握を拡大することが可能です。
さらに、MSC2は複数のセンサーが同一のドローンを検知した場合の重複を排除します。
MSC2 – 統合された複数の無力化機能
無力化能力を強化するために、MSC2サーバーは無線パラメーターや到達範囲を考慮したうえで、最適なセンサーを選択して無力化を開始します。
MSC2はすべてのシステムによる無力化活動を統合し、異なるシステムであっても同時に複数の無力化を実行することが可能です。さらに、MSC2は自律的な自動無力化モードに対応しており、オペレーター不在の状況でも運用を可能にします。
MSC2アプリケーションは、MSC2センサーによって収集されたすべての情報を包括的に表示します。たとえば、複数のセンサーによって同時に検知されたドローンは、地図上で1つのドローン事象として表示されます。MSC2のグラフィカルユーザーインターフェース（GUI）は、EnforceAirと同様の操作感を持つウェブベースのアプリケーションでありながら、センサーの位置、接続状況など、複数のセンサーから得られる追加情報も提供します。
MSC2は、接続されたすべてのシステムの技術的ステータスを監視し、リモートでのソフトウェアアップデートや管理者アクセスにも対応しています。
MSC2のGUIは、管制室の標準的なノートパソコンや、戦術的な現場展開向けの堅牢なノートパソコンからアクセス可能であり、ユーザーインターフェースはスタンドアロンシステムと同一です。
MSC2は、2つの主要な展開構成を提供する：
MSC2で管理されるEnforceAir センサーは、車両や船舶に取り付けることができるほか、ポールに設置して固定配備としたり、現場で戦術的に運用することも可能です。各センサーはIPネットワークを介してMSC2サーバーに接続されます。
MSC2 Brochure
Thank you for showing interest in D-Fend Solutions.
Please fill-out the info. below, so we can better serve you.
